GOAL ORIENTEDな組織づくりで
社員が進むべき道を示し、その足元を照らす。
執行役員 CAO
コーポレート部門長

角田 剛史

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プロフィール
ソニーにて法人営業や経営企画を経験。在籍中にアメリカ現地法人の管理部隊責任者として3年間アメリカに赴任し、赤字事業の立て直しを実行。帰国後ディー・エヌ・エーに入社し、海外向け新規事業の責任者としてWebサービスを立ち上げ、月間1.4億ページビューを超える規模に育て事業を収益化。その後シンガポールのベンチャー企業の創業期メンバーとして家具のサブスクリプション事業の立ち上げを行う。2018年にベーシックに入社し、経営企画機能をゼロから立ち上げ。現在はCAOとして全コーポレート機能を管掌。

組織における「ジャングルガイド」として、
進むべきゴールを示す。

元々は現在の役割とは異なり、代表の秋山の考える次の新規事業を共に立ち上げるということで入社をしました。にも関わらず、現在はコーポレート部門全体を管掌する立場にいます。その理由は、当時のベーシックに最も必要なことは新たな事業への挑戦ではなく既存事業の更なる拡大、そしてそれを後押しするためのコーポレート機能の強化だと考えたからです。

 

当時主力のメディア事業からSaaS事業へと変革しつつある中、人も組織も混沌としていたフェーズにありました。入社後しばらくは新規事業の立ち上げ8割、コーポレート組織の強化を2割くらいで担っていたのですが、ベーシックの今後の成長により寄与する道として、改めて秋山に役割変更を提言したのです。

 

その中でまず行ったのが経営企画機能の立ち上げ。私の考える経営企画の役割は「ジャングルガイド」のようなもの。会社が成長し組織が大きくなるにつれて、周囲の草木が生い茂り、ゴールへの見通しも悪くなり、足元も荒れてくるものです。だから、まずは目指すゴールを可視化し、そこに全力で進めるよう導く。これが経営企画の大きな役割です。

 

その後私の管掌範囲は経営企画に留まらず、コーポレート機能全体に広がりましたが、この根本の考えは大きくは変わりません。いかに事業の推進を助ける仕組みを作り、援護射撃ができるかを日々考え実行しています。

会社の成長と、社員の働き甲斐を
両立できる組織を目指していきたい。

現在ベーシックでは事業拡大に伴い採用を強化しており、組織も月を追うごとに大きくなっています。この組織作りを行う上で重視しているのが、「事業の成長と、社員一人ひとりの働き甲斐の両立」の実現です。いくらサービスが広がり業績が上がったとしても、そのために社員が疲弊し、笑顔でイキイキと働けない状態であっては、サステナブルな会社とは言えません。そして当然逆もまたしかりです。

 

ベーシックの人事制度や福利厚生は、これまでメディアで取り上げられることもありましたが、単に奇をてらったり、社員に寄り添うことだけを重視したものでは決してありません。あくまで「会社の成長と、社員一人ひとりの働き甲斐の両立」というものをゴールに置いたときに、より良い成果が出せるよう設計されたものです。

 

すべての社員が仕事に全力を注げる環境があることで、ベーシックのサービスが世の中に広がり、会社が発展し、日本の経済成長にも寄与する。その結果、社員の物心両面での満足度が高まり、さらに仕事に注力できる。そんな好循環を生み出すことができるコーポレート組織でありたいと思っています。

凡事徹底のために、目的志向を軸に据えて、
最短距離で到達していきたい。

私がどの仕事をする上でも重視しているのが「凡事徹底」。管掌領域が広いからこそ、一つひとつの仕事がおざなりにならないよう、徹底してやり切るよう努めています。そこで大切なのが目的志向。それぞれの仕事において、目的が何かを重視し、そこに最短距離で到達するにどうすべきかを、常に意識するよう心がけています。

 

組織のあるべき姿を考える上でも、目的志向の重要性は変わりません。よく「どんな組織を目指すか」と問われますが、それは事業の性質や、その時々のフェーズによって異なると考えています。ベーシックの事業においても、同じSaaSでも「ferret One」はSLG型(※)、「formrun」はPLG型(※)と、それぞれ性質が異なっており、それゆえあるべき組織の姿も異なります。今後も会社が発展し事業が増えていく中でも、常にその時々の目的を問い直しながら、制度にしても、仕組みにしても、その目的に向かって臨機応変に対応していける組織でありたいと思っています。

 

※SLG...「Sales-Led Growth」の略。「セールス主導の成長」のことであり、セールスが製品の価値を伝えて購入を促す戦略。

 

※PLG……「Product-Led Growth」の略。「製品主導の成長」のことであり、製品が直接顧客に価値を伝えて購入を促す戦略。

GOAL ORIENTEDな風土が、
日々の議論の中にも根付いている。

この目的志向という考え方は、全社のコンピテンシーである「basic power」に掲げる「GOAL ORIENTED」とも重なっており、社員1人ひとりが強く意識すべきものになっています。ボードメンバーの会議でもこのGOAL ORIENTEDに基づく議論が日々交わされており、まず「何を成し遂げるか」という目的を共有し、その達成に何が必要かをブレずに議論するので、議論が建設的でムダがありません。

 

自分もかつて所属していたような大企業では、議論の矛先がモノ・コトよりも人にどうして向いてしまう状況も多く見られますが、「誰が」でなく「何が」こそ、議論すべき本質だと考えています。今のベーシックには、意識してそうしているというより、元々の気質がGOAL ORIENTEDな人が多く集まっています。人に忖度することなく本質的な議論がしたい、前例に囚われず目的達成のために為すべきことをやり抜きたいという人には、快適な環境だと思っています。

SNSを積極的に活用し、他社から
参考にされるコーポレートを目指す。

これから目指していくコーポーレート組織の姿として、他社から参考にされるコーポレートでありたいと思っています。これは、自分たちの成功体験や苦労を参考にしてもらうことで、いわゆる「車輪の再発明」のように遠回りすることなく、最短距離で成果を出せる会社が一社でも増えてほしいと思っているからです。

 

現在もTwitterやnoteといったSNS、メディアの取材、また自社で運営する複数のコミュニティを通じて、ベーシックのコーポレートで取り組んだ事例やノウハウを積極的に外部に発信しています。特にコミュニティは先駆的な取り組みでしたが、継続しているうちに反響が広がり、いつしか多くの企業のコーポレート部門が参加して、互いに情報やノウハウを提供し合う場が生まれています。

 

こうした取り組みが広がることで、各企業のコーポレート組織が強化され、その結果社会全体が効率化され、本来情熱を注ぐべきところに注げる世界になっていくという姿は、ベーシックが掲げているミッション・ビジョンと共通しています。事業やサービスだけでなく、コーポレートの面からも社会に貢献できる、そんな組織にしていきたいですね。

Message

未来のベーシックメンバーへ

私自身が多様なフェーズの会社をこれまで経験してきたからこそなのですが、どうせなら、働く以上は会社に対する「手触り感」があった方が楽しいと個人的には考えています。自分がいるからこそ会社が良くなる、自分がいるからこそ事業が伸びる、自分が取り組まないといけない挑戦が数多くある。ベーシックには「自分のアイデアや行動で組織を変えていける」という分かりやすい魅力があります。そして、そのような挑戦は決して今のフェーズだけの一過性のものではなく、今後も続いていく会社にしたいと思っています。

 

そのような会社となるための仕組みを構築できる強力なコーポレート組織がベーシックにはあります。大きな成長には、大きな挑戦が不可欠です。挑戦することにワクワクできる人、そしてその挑戦を通じて大きく成長したい人、そのような人はぜひベーシックに集まってほしいと考えています。皆様とご一緒に働ける日を楽しみにしています!

People

メンバー紹介

Mission ベーシックが目指す未来
Culture ベーシックという組織
note

ベーシック公式note

ベーシックで働くメンバーが日々の仕事の中で「何を考え、どんなことに取り組んでいるのか」をnoteで発信しています。
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