私が所属しているferret Oneのコミュニケーションデザイン部 マーケティンググループでは、パートナー制度を軸にferret Oneの見込み顧客を獲得する役割を担っています。これはいわゆる販売代理店(パートナー企業)向けのマーケティング活動です。
ferret Oneの通常のマーケティング活動では接点を持つことが難しい顧客との繋がりがある販売代理店に対して、ベーシックが提供できる価値を届け続ける。そして販売代理店が抱える顧客の課題をferret Oneが解決できそうな場合には、ferret Oneをその顧客に販売いただく。そしてferret Oneをご契約いただき、顧客の課題解決をはかる。そんな三方良しとなる取り組みを目指しています。
その実現に向け、現在はパートナー企業の新規開拓、また既存のパートナー企業との連携強化・関係構築を中心に行っています。Webマーケティングの知識が無い顧客でも簡単にWebマーケティングを行えるようになるために、パートナー企業と顧客との商談に同席したり、Webマーケティングに関するノウハウやコンテンツの提供を行うなど、様々な形でパートナー企業の支援を行っています。
ベーシックには行動規範が3つあります。その1つが「GOAL ORIENTED(常に目的からの逆算で考え、達成、成果にこだわり抜け。)」というもので、私はこの考え方を特に意識しています。
パートナー契約を結んだからといって、パートナー企業からの顧客紹介をただ待つのではありません。“Webマーケティングに課題を抱えている顧客の課題”をパートナー企業と一緒になって解決していくために、「パートナー企業の担当者のミッションや、足りない知識は何か」を見極め、常にそれを埋められるようにこちらからノウハウや情報を提供しています。
そうすることで、「◯◯を解決するツール知っている?」など自社プロダクトとは直接は関係ないご相談から、「こんな案件があるんだけど、どんな風にferret Oneを提案すれば刺さる?」など、様々なご連絡をいただくケースが増えていきました。
そしてその度にお役に立ちそうな情報を共有。地道ではありますが、これらを繰り返していくことで「ferret Oneを紹介したら導入に繋がりました!」というパートナー企業からの声も増えています。これこそがパートナーサクセスの醍醐味だと感じています。
行動規範であるGOAL ORIENTEDの他に、自分が仕事をする上で心がけていることは2つあります。1つは、求められていること以上のアウトプットを行うことを意識して仕事に取り組むこと。もう1つは、自分が与えられた仕事は、皆が敬遠するような細かい仕事から責任の大きい仕事まで全て必ずやり切ることです。
ferret Oneのパートナー企業の窓口として、期待以下の仕事しかしていないと関係は継続しません。どうしたら顧客にもパートナー企業にも喜んでもらえるか、価値を還元できるのか、常にGiveの精神を心がけて仕事に取り組んでいます。
実はこのグループを立ち上げた当初は、全く実績が出ず苦戦していました。しかし、上述の視点を常に忘れず、細かすぎると思うような仕事もコツコツやりきれば、いずれは成果が出ると信じ活動してきました。
立ち上げから1年経過した今、これまで地道に種まきしていた行動が花を咲かせ、パートナー経由の案件紹介数が前年比で約2倍という結果にも繋がっています。それはこれらを常に心掛けていたからだと思っています。
遊ぶ時はとことん遊び、仕事する時は徹底して仕事をする。このON・OFFの切り替えも決して忘れてはいけないことだと思っています。
私は新卒でアパレル業界にいたのですが、そこからIT業界に初めて転職した際は、土日も含めて見境なく働いており、最終的には体調を崩してしまいました。
それを機に「働くってなんだろう」と考えたところ、「働くために生きている」のではなく「生きるために働いている」ことに気づき、そこからはメリハリのある働き方へと自分の生活スタイルを見直しました。
ON・OFFを切り替える。仕事では必ず成果を出す。その必要があるからこそ、仕事の効率を追い求めるようになり、今となってはバランス良く仕事ができていると感じています。
私に限らず、ベーシックにはそんなON・OFFの切り替えがすごく上手な方が多いです。ランチや雑談を通じて、メリハリのある働き方についてお互いの話をしたり、時には教えてくれる人たちが多い素敵な環境だと感じています。
マーケティング業界は常に変化し続ける市場です。ベーシックはそんな激動のマーケティング業界の中でも「変わり続ける」姿勢を持ち続け、“Webマーケティングの大衆化”を実現していきます。
マーケティングのバリューチェーンは日々進化していますが、その進化故にバリューチェーンに紐付く施策は煩雑化しており、それが営業やマーケティング担当者の疲弊に繋がっていると感じています。そんな世の中を、誰でも簡単にWebマーケティングが行える世界に変えていくべく、ferret Oneは挑戦し続けています。
私自身もそんなferret Oneが目指す世界観に賛同してくれたパートナー企業と共に、日々直面するマーケティングへの課題を乗り越えて続けていきたいと思います。
私が担当しているパートナーサクセスの職種は日本ではまだまだ馴染みの無い職種ですが、海外のいくつかの国では既に当たり前のものとなっています。社内外の利害関係を調整しながら企画を進め、パートナーをプロファイリングしてキーマンとなる人を見定め企画を提案したりと、直販売のセールスとはまた違うスキルセットが求められます。まだ確固たるノウハウも確立されておらず、非常に難易度が高い仕事だと思います。
しかし、パートナーサクセスの取り組みが成功した結果、業績が大きく伸び、大型のIPOをしたSaaS企業の事例も海外では増加傾向にあり、今後日本においても益々注目されていく職種だと思っています。
私も営業経験は長かったものの、パートナーサクセス自体は未経験でしたが、ベーシックはこの重要ポジションへの挑戦機会を思い切って与えてくれました。未経験にもかかわらず、社員に期待をし、大きなチャレンジをさせてくれる、非常にありがたい環境だと感じています。
これまでの経験を活かしながら、これからは様々なことに挑戦して「個」の力を伸ばしていきたいと思っている方は、ぜひベーシックの門を叩いてみてください。ベーシックのさらなる成長に向けて、あなたの挑戦を必要としています! 今後このページをご覧になった皆様と、一緒に働けることを楽しみにしています!