ベーシックの選考を受ける前、企業の口コミサイトで「ベーシックは方向転換がラディカル。仕事がやりづらい」という口コミを見つけ、採用担当者にそれをぶつけてみたことがありました。
それに対し「確かに方向転換はあるが、それは状況に応じた必然的な変化。会社が成長するためには変化も必要」と回答いただき、企業の在り方に新しい視座を得ましたし、ネガティブな口コミに対する真摯な対応にも感銘を受けました。
また代表・役員の2名との最終面接も印象的でした。その日は風が強く、突然窓が開いてしまったのですが、その際、当たり前のように代表が窓を閉めました。私は役員と会話をしていたので、合理的な行動とも言えますが、上下の立場に関係ないその行動は驚きであり、胸に刺さりました。
内定者インターンシップ中から現在に至るまで私が担当しているのが、ベーシックの主力プロダクトである「formrun」です。これはフォーム作成からフォームに入力された顧客情報の管理までをワンストップで利用可能とするプロダクトで、すでに10万ユーザーを突破するなど幅広い企業で活用されています。
多種多様なテンプレートから誰でもフォームを簡単に作成することができ、ユーザーの顧客獲得や顧客とのコミュニケーションを円滑にし、業務効率向上に貢献します。私は現在、顧客の課題解決により資するプロダクトとして進化した、新しい「formrun」を創り上げることをミッションとして取り組んでいます。
新たな「formrun」を検討していく中で、課題の一つとなっているのが、顧客の解像度をさらにあげる必要があるということです。
顧客の業態業種や企業規模などの属性に加え、企業の置かれている環境や抱えている課題、あるいは担当者の役割や裁量など。新しい機能をつくるにしても、誰がどんなときに何が必要なのか、それに対してどれだけの投資をしてくれるのか、そもそも顧客の課題は何であるのか等々を把握する必要があります。
どういった顧客が何の目的で「formrun」を使っているのかを顧客ヒアリングを通して明らかにし、次の「formrun」のカタチを生み出していきたいと思い日々取り組んでいます。
ベーシックに入社してから、着実に成長していることを実感しています。その一つは、自身の性質でもあった「完璧主義」から脱却できたことです。
「完璧主義」は、時と場合によっては独りよがりになり、まったく異なった方向に進むリスクが伴うことに業務を通して気付きました。完璧な状態ではなく途中段階のアウトプットを示すことで、より早い軌道修正を行え、より良いものへ展開していく可能性が高いと学んでからは、20%程度の進捗で共有することを欠かさず行っています。
また他にも、「コトベース」で物事を捉えることを学びました。インターンをしていた頃、他者の細かなミスに気づくことが多々あったのですが、私が出る幕ではないと考え、指摘は特に行っていませんでした。
ただ私としてもミスを見逃すことに違和感を感じていたため、上司に相談を行ったところ、「物事はヒトベースでなくコトベースで捉え対応すべき」とアドバイスを受け、それ以降は目の前にある物事のみを中心に考えることができるようになりました。業務や仲間との関わりから物事(問題)の本質への適切な対応、スタンスを学ぶことができたと感じています。
常に心掛けていることは、「何でも屋さん」になって目の前の仕事に全力で取り組むことです。好き嫌いや得意・不得手で選択するのでなく、どのような業務でも手を上げ、リソースが足りないと思えば察知して仕事を拾っていく。そうしたスタンスを継続しつつ、期限より早めに対応するなどプラスアルファの働きをすることで、仕事が頼みやすいという評価を得ることができ、責任ある仕事を依頼されるようになりました。
また、もう一つ心掛けているのは、自分が失敗したことを、次に同じことを行う人にも繰り返させないということです。こうしておけば良かったという私のノウハウを、仕組み化・マニュアル化したい。私の失敗で、後の続く人が学んでいって欲しいと思っています。
「formrun」は、まだまだ若いプロダクトのチームですが、どんな仕事でも全力でまじめに取り組み、私が先陣を切って一緒に働く仲間と成長していきたいと思います。
私のベーシックという会社に対する実感ですが、人、仕事、制度、待遇、福利厚生等々、すべての面で「いい環境で働かせてもらっている」、という言葉に尽きます。その人の資質や素養、個性を見極めてアサインしてくれますし、頑張れば頑張った分だけ正当に評価してくれます。ベーシックに入社して後悔することはない、そう言い切れます。
是非一度当社にアプローチしてみてください。一緒に楽しく働ける仲間をお待ちしています!